初めまして。株式会社INXX 代表取締役社長 小野 健志と申します。
1990年代初頭の日本の商用インターネットのざわめきに程なく、ARPANETを学ぶところから私のICTの世界への歴史は始まりました。そして世の中はいま、あらゆるユーザー企業、公共サービス、公的機関におけるDX、AIテクノロジーの取り込みが業界スタンダードになっていく時代に突入してまいりました。

日本のICT業界の構図は、米国のそれとは大きく異なり、ITベンダーと呼ばれるSIerを中心にエンジニアが集まり、ユーザー企業のIT戦略を実践する図式で長らく構築されてきました。大局としては、この構図は今後も大きくは変わらないと思っています。しかし、ユーザー企業の事業戦略において、IT/ICT領域における見知は、ネイティブレベルで必要不可欠な時代に突入してきたことも事実としてあります。そうした背景が昨今のAIが注目される背景にございます。ITベンダー側から見ると、こうした時代のトレンドは、絶対的な着実な構築プロセスを求める基盤システム領域であるSoR、マーケティング戦略へのアプローチプロセスと密に連携する顧客へのリーチを目的とするSoEとその分析基盤と言われるSoIとのSoRの確実な疎結合思想が重視されることになり、エンジニアに対しては、よりプロアクティブなアプローチとそこにおけるコミュニケーション能力を求められてきております。また、コンサルタントはより実践的なユーザー企業目線でのコンサルティングスキルを求められます。

こうした時代の流れの中で、私たちは、あらゆる世の中のDX化の波を受け止めてプロジェクトの遂行に尽力するとともに、全てのユーザー企業にCTOを、をモットーに、ITベンダーサイド、ユーザー企業サイド、双方の立ち位置で、ユーザー企業様のIT/ICT戦略のお手伝いをさせていただくことで、ユーザー企業の皆様が持たれているそれぞれの強みを最大化させることにご協力させていただければと存じております。